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2007年9月30日

『花様年華』を見直してみたりして。

『花様年華』を改めて観てみました。
たぶん、以前観た時よりもかなり丁寧に観たんだと思うんですけど、随分と捉え方が違うんですねぇ。

前よりも好きになりました、この作品。

チャウとチャンの心の動きが凄く理解出来たような気がして。
そしたら私の心の中にしっかり浸透してきたっていうのかな。

セリフの無い、ちょっとした動きにも、細やかな感情表現がなされていて、なんて丁寧な作品なんだろう、なんて美しいんだろう…ってとにかく嬉しくなった。

最後の穴のシーンの重みがずっしりと、響いて来た。

正直、前は絵的に綺麗なだけのような気がしていたのだけれど…そんなんじゃなかったですね。内に秘めていればいるほどに強くなってしまう想い、その辛さ。なんて切ないんだろう。

もちろん、映像、美術、音楽、そして役者のセンスの良さは言うまでもありません。

『花様年華』を見直してみたりして。 on DVD : 21:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月 2日

映画『燃ゆるとき』そして今村昌平監督追悼

『岡村洋一のシネマストリート』8/1放送のゲストは、DVDが発売&レンタル開始になった映画『燃ゆるとき』の細野辰興監督。シネマストリートではおなじみの監督さんですが、私はお会いするのは初めてでした。

Image156#1.jpg

とても歯切れのいい口調と興味深いお話で、ついついリスナーになってしまった私。アシスタントが無言でうなずいてちゃ、駄目じゃんね(苦笑)

番組では、まず『燃ゆるとき』についてのお話を伺いました。
監督は、この作品を企業サスペンスではなく、ファンタジーだとおっしゃいました。
DVDで拝見していた私はその言葉に納得。確かに、アメリカに進出した日本のカップ麺の会社が舞台で、売り上げがどうとか、商品の開発だとか、社内で四苦八苦しているところに企業買収の手が伸びて来て、そのアメリカ式のやり方に立ち向かって行くというサスペンス的な要素はあるのですが、そんな数々の問題を愛をもって「心」で解決していく、その瞬間に観る側も一緒に嬉しくなれる作品なのです。
主人公の川森(中井貴一さん)と一緒にまるで自分もその会社で働いているかのように引き込まれました。

そして、カップ麺が無性に食べたくなる映画でもあります。
普段ジャンクフード類、インスタント類はなるべく口にしないように心がけている私ですが、こればっかりは、我慢できなかった!DVDだったので一時停止して、コンビニへダッシュ。
映画の中でもカップ麺を食べているシーンが多いので、食べながら観ていると、ホントに社員気分(!?)

スープにレモンを入れた商品がヒットしましたが、実際食べてみたいですね縲怩ꀀれ。


さて、ラジオはその後、5月に亡くなった今村昌平監督のお話になりました。
何故かというと、細野監督はこの業界に入ったのは今村昌平監督がきっかけで、日本映画学校では今村監督の生徒であり、その後今村作品の助監督も務められたからです。

今村監督は、細野監督に「馬鹿を撮り続けなさい」とおっしゃったそうで。
そのエピソードが、とても印象的でした。なるほど。
言われてみれば、私も映画の中で惹かれる人物というのはいい意味で馬鹿な人達が多いです。
馬鹿の定義が難しいですが、漠然と、「がむしゃら」とかそういうイメージの馬鹿です。
そして、馬鹿になれたら自分も楽しかろうと思うのです。馬鹿への願望とスクリーンの向こうの馬鹿への羨望、確かに私はそれがある。

だからこそ、この今村昌平監督のシンプルなメッセージに納得したわけです。

『燃ゆるとき』の主人公川森(中井貴一さん)もなかなかの馬鹿です。
それが、とってもよかった。

映画『燃ゆるとき』そして今村昌平監督追悼 on DVD : 00:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月22日

『デコトラの鷲縲恬フ花咲く清水港』

今日のラジオのゲストは、プロデューサーの須藤為五郎さんでした。
映画『デコトラの鷲縲恬フ花咲く清水港』のDVDがレンタル開始になったのでそのプロモーションと、『デコトラの鷲』シリーズの次回作のお話も伺いました。
この『デコトラ』ですが、浅草を拠点にしたシリーズものです。須藤さんは浅草出身だそうで、浅草のお話も沢山伺うことができました。

人情溢れる浅草の街。私も大好き。
須藤さんは下町のスピリットがにじみ出ている、とても温かい方でした。
そして、映画からも人の温もりが伝わって来ましたよ♪
映画『デコトラの鷲縲恬フ花咲く清水港』は相川翔さん主演、ヒロインに真中瞳さん。
そして我らが兄貴、当番組『岡村洋一のシネマストリート』の岡村さんも出演されています。

なかなかね、こういう類の映画って観ないんですけど、昨日観てとても新鮮でした。
盛り沢山な内容なんだけど、実にシンプルでわかり易く、肩の力がフッと抜けて思わず微笑んでしまう…
愛情のこもった作品です。

06-05-22_16-37.jpg

私が着ているのは非売品「デコトラ」Tシャツいただいたので着てみました。
可愛いピンクに『デコトラの鷲』って書いてある。凄いギャップでしょう?
しかも左の袖には相川翔さんのサイン入りだってばよ。

『デコトラの鷲縲恬フ花咲く清水港』 on DVD : 22:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年4月24日

なんとかのなんとか。

見逃していた映画をDVDで観ようと思って、レンタルしてからよくよくタイトルを見たら

『阿修羅城の瞳』『肉体の門』『隠し剣 鬼の爪』

…てな具合に『なんとかのなんとか』だった。
だからどうってわけじゃないんですけどね。

想像していた以上にどれもこれもよかったですよ。実に「日本」です。
『阿修羅城の瞳』はとっても色っぽい映画だと思いました。
『肉体の門』はタイトル的には『阿修羅縲怐xよりも色っぽいですけど、内容は肉っぽい(タイトルのままじゃんか!)感じです。
鈴木清順監督の作品は色々と好きで観ていますが、これは結構その中でも上位に入るかもしれない。
それから最後の『隠し剣縲怐xは、これは文句なしに素晴らしい。時代劇でこういった温もりが感じられる作品は大好きですし、そこに表現されているものって今も昔も変わらずに人として大切にするべきものですから。

いい映画を観た後って、なんでこんなに満たされた感覚になるんでしょうね。

なんとかのなんとか。 on DVD : 00:52 | コメント (0) | トラックバック

2006年3月17日

『春夏秋冬そして春』★★★★★PERFECT!!!!!

先日観た、『うつせみ』のキム・ギドク監督の数年前の作品です。
もっと早く観ればよかったと、ちょっと反省…。

チェン・カイコー監督の『さらば、わが愛』を抜いて、現在私の中で第一位に輝きました。
もっと早く観ればよかったと、ちょっと反省…。

でもね、今だからこそ、一位になった気もするの。

最近、三島由起夫の『豊穣の海』全四巻や、瀬戸内寂聴さんの本などを読んで、仏教に触れることが多くて、だからこそその延長線にこの映画が来て、そして大きく、大きく揺さぶられた。
私は、祖母の実家がお寺なので幼い頃からお寺の本堂で遊んだりしていて、今でもお寺という場所は私にとって心休まる場所ですが、実際私は仏教徒であるかというとそうではなく、大まかにしか仏教のことは知りません。

でも最近のそういった読書や、この映画を通じて仏教と人の関わり合いをいくつかの角度からみることができました。
歴史ある宗教というものは、実に複雑に見えますが、至って当たり前のことを教えています。
でもその当たり前のことが、なかなかできないのが人間なんですよね。

この映画は、幼い見習い僧が小さな動物を殺生することから始まります。それがどんなことであるか、老僧から教えられ、自分が犯した罪を知る見習い僧。
やがて、彼は成長し、思春期を迎えます。
寺へやってきた少女と恋に落ちた少年僧は、彼女を追って寺を出て行ってしまいます。
やがて月日が経って、大人になったかつての僧は寺へもどってきますが、その時彼は「殺人」という大きな罪を背負っていました…

美しさ、儚さ、残酷さ、苦しみ、愛おしさ…目で、耳で、体全体であらゆる感情を体感した気分です。
映像の美しさや音楽もよかったですし、物語の組み立て方も素晴らしいものでしたが、そういうことすらどうでも良くなってしまうような、別次元の感動を味わいました。

それで、嬉しくて、涙が止まりませんでした。

ところどころに垣間見る、ギドク監督特有の毒も私好み。
般若心経を猫のしっぽで床に写経する老僧、その経を愛する女を殺したナイフでひたすら掘り続ける若い僧…

またしても、ギドク監督にはやられました。本人が出演しているのにも驚きました。

『春夏秋冬そして春』★★★★★PERFECT!!!!! on DVD : 00:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年2月13日

『裏街の聖者』

『裏街の聖者』なる、おそらくマイナーであろうDVDを観ました。1995年の香港映画です。
日本の『Dr.くまひげ』っていう漫画が原作らしいです。知ってる?
私はそんなの知らずに観たんですが、言われてみれば、確かに漫画っぽい。

主演は梁朝偉(トニー・レオン)。
裏街、つまり、娼婦やチンピラ、ホームレスが多い下町で、トニー演じるラウ先生は皆に慕われる町医者。
彼の周りで起こる様々な出来事を時にコメディに、時に人情物に描いた映画。
このラウ先生、ちょっとワイルドでちょっとセクシーで、そして超テキトーなんだけど、治療に関しては実に的確な判断と処置で皆から信頼されているのです。

白衣の下はトランクス一丁、そして足下はビーチサンダル…
トニー・レオンは、こういう三枚目と二枚目を行き来するような役がとってもウマいです。
彼のファンが彼に惹かれる理由は、そこにあるのかもしれない。(つまり私がそうなんですが)

トニーの話は長くなるので(苦笑)ここまでにしておきます。

とにかくこの映画は優しさいっぱいです。
ラウ先生のいる裏街は事件も多いけれど、歌や笑顔が温かい想いが多い街でした。

一番面白かったのは、後半出てくる手術のシーンかな。
命に関わる手術をしているのに、ラウ先生はギャグの連発で真剣な助手まで笑わせてしまう…
香港版の予告編ではやはりこのシーンが取り上げられていました。

どこにでもあるDVDではなさそうですが、見つけた方は是非。

『裏街の聖者』 on DVD : 00:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年2月 5日

暦の上では春ですが

まだまだ寒いこの頃です。
慌ただしい1月とはうってかわって、今月はのんびりモードです(^_^)

先月一度も行けなかった映画館、見たい映画がたまっているのでこの機会に見まくろうと思っています。

でもね縲怐B寒いから。ちょっと出不精気味。
それで、家に届くツタヤDISCUSのDVDを見ています。
何故か今頃「大奥」にハマっている私。
実はず縲怩チと見たことがなかったのですが、これ結構面白い。今更ハマるのもアリでしょう?

寒いので皆さんも体に気をつけて。

暦の上では春ですが on DVD : 22:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年1月25日

『グッバイ・レーニン』

今日は『グッバイ・レーニン』を。

タイトルがいい響き。でも、それだけじゃない。

とにかくこの映画、とっても良くできてる!

東西ドイツの統一を背景に、その最中にいたある家族を描いた作品です。

東西統一の直前に、心臓発作で意識不明になってしまう熱心な社会主義者の母。
ベルリンの壁が崩壊したことを知らないまま、8ヶ月後に意識を取り戻す。
息子達は、母親にショックを与えてはいけないと、東西統一の事実を隠す為にあの手この手を使って母親に嘘をつき続ける…

歴史的背景も興味深いものでしたが、あの壁の崩壊を経験した人達がどんなだったか、ちょっと踏み込んで観れた気がします。そして、何よりもこの映画で感じ取って欲しいのは、家族愛。この映画を観た人は、息子が母親の為に日々奔走する姿に心が熱くなったはず。時に滑稽で、時に痛々しく、微笑ましいその姿。その描き方がこの映画は絶妙なんです。

ベルリンの壁…。
私は、その壁を見て、触ったことがあります。でもそれはドイツでではなくて、崩壊後、壁の一部が台湾の博物館の表に展示されていて偶然見たんですが。

色々落書きがありました。読めなかったけれど。
そして、その単なるコンクリートの固まりは、明らかに単なるコンクリートの固まりじゃなくて、そこには東と西のドイツの人々の様々な感情がしみ込んでいて、異様なエネルギーを発しているように思えた記憶があります。

ある時突然、自分と、自分の大切な人の間に境界線が引かれてしまったら…私たち日本人には想像つかないことだけれど、今私がいる韓国もそう、北の人達とは同じ民族だったはずなのに、一本の線で分断されている。
いつか、この朝鮮半島も南北統一の時がきたらかつてのドイツのようなことが起こるのかもしれません。

こういう壁や国境が、少しずつでもなくなって行くことを祈りましょう。

『グッバイ・レーニン』 on DVD : 00:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年1月23日

それは恋以外の何モノでもない。

今日はソウルのホテルから。

今日は入りだけだったので、夕食の後はホテルで久々に寛いでいます。
最近、こうしてまったりすることが無かったので結構楽しんでいます。

夕食はスルロンタンでした。辛くない牛肉スープ。まだ親知らずを抜いた後の傷が治っていないので、辛いものは禁止です。

それでもって、お部屋へ戻ってからはお風呂にゆっくり浸かり、先日いただいた本を読み、ヨガに励み、DVDを観てました。

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そうさ。またしても、トニー・レオンさ。あ、映画のタイトルは『インファナル・アフェア』。
前にも観たことあるけど、また借りてきてしまった。

私ってば、どうしちゃったんだろう?
この、トニーが振り向くシーンを何度も繰り返して観ていたりして…一時停止してみたりして…

だいたい、トニーのことを気にするようになったのは割と最近のことで、ある時突然、
「好きかも。」
と思ってしまい。

恋って、そこからが早いでしょ?
好きかも→やっぱり好き→すごい好き→やばい、鼻血出そうなくらい好き。
…という具合にあっという間に自分の中で膨れあがる。

私は、まさに、最終段階。
鼻血が出る体質じゃないので、さすがに出ないけど。

今まで 「誰か好きな芸能人とかいますか?」 っていう質問には 「特に…」 という感じだった私が、
今は即答でトニーです。

ここで夢を語らせて。…私、トニーと共演したい。それにはやっぱり、広東語の勉強かしら?

香港にいるトニーは、私の出ているCM、観てくれているかしら。

『インファナル・アフェア』 この映画はメンツもいいけどストーリーはかなり面白いです。
まだ観た事ない人は、是非。

それは恋以外の何モノでもない。 on DVD : 21:34 | コメント (1) | トラックバック

2006年1月17日

『スコルピオンの恋まじない』

久々にウディ・アレンが恋しくなって、このDVDを観ました。

「コンスタンティノープル…」

電話で言われるこの言葉で催眠にかかってしまい、催眠術師の言いなりに宝石泥棒を働くウディ。
催眠にかかっていない時も笑えるんだけど、かかった瞬間の変わりっぷりとか、動き方とか、もうとにかく可笑しくって。

時代設定も1940年代なので、ちょっとクラシック。要所要所で使われているメインテーマのジャズもワクワクさせてくれます。

とにかくこの人はズルいのです。何をやっても私の心を掴んで離さない、ズルい人です。
彼の映画で初めて見たのは『カイロの紫のバラ』。もう10年近く前ですが、知り合いに勧められて観ました。
それから私はウディの虜。ジャズ好きの私は、ジャズ好きの彼の世界観に惹かれるものが多いのだと思います。
台詞のテンポやセンスの良さも大好き。

だいぶ、歳とったな縲怩ニも思いますが、元気で、これからもずっとずっと映画キチガイでいて欲しい人です。

あと数日で彼の新作『僕のニューヨクライフ』も始まります。そっちも絶対、観に行く!

『スコルピオンの恋まじない』 on DVD : 23:15 | コメント (0) | トラックバック

『スパイ・ゾルゲ』

今年はとにかく、色々な角度から歴史を見て、もっと深く、広く知りたいと思っています。
学校で教わった歴史は、ほとんど筒抜け状態でしたが、本当の歴史は実に興味深く、私の知らないことばかり。

今はインターネットという便利なツールがありますから、情報も取得しやすいし、私はもっともっと、知らなければならないことが沢山あると思います。

そういう意味で、この『スパイ・ゾルゲ』のような実話を元にした時代物は私にとって必見なのです。

特に戦争に関わることはもっともっと勉強しないとね。そう思えるようになったのは、自分が本気で平和について考えるようになったから。ちゃんと自分の頭で本当の歴史を理解して、そして自分の意見が持てる人になりたい。

満足度云々ではなくて、こういう映画はもっと観てみたいです。

『スパイ・ゾルゲ』 on DVD : 00:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年1月16日

『ロスト・イン・トランスレーション』

パリ行きの飛行機の中でパソコンで見ました。
なんとな縲怩ュ借りてみたんですけど、自分と重なる部分が多くてとっても興味深かった。

この映画は、アメリカの俳優が日本に仕事で来るお話なのですが、言葉が通じない国での仕事って私も規模は違えど同じような経験をしていて。

例えば、監督が私に演技指導している時、監督の話している話し方やニュアンスと、通訳さんが訳す内容とが
「あれ?本当にそう言ってる?もっと何か言ってなかった?」みたいに感じることや、
ちょっとした習慣が違うことからスタッフとのすれ違いが生じてしまったりすること。

そういうのって、実際あるんですよね。だから日本で仕事するよりも何倍ものエネルギーを要する。
それで、仕事が終わって寛ごうにも、わからないことが多いとどんどん空回りしちゃったりして…。

その辺りをこの映画はちょっと滑稽に描いていて、また、演じているのがビル・マーレーなものだから余計に笑えてしまって。

あとね、日本へ旅行に来た外国人って、こういう風に感じるのね…と納得する部分も多かった。
そっち側からの視点で今の日本を見れる、面白い映画です。絵も綺麗。

そしてラストのシーン。なんか心がポッとなりました。

『ロスト・イン・トランスレーション』 on DVD : 23:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年1月 2日

あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
皆さんはどんなお正月をお過ごしですか?

慌ただしい12月は後半さらに慌ただしく、気がついたら年が明けてしまったというような感じでしたから、久々の書き込みになっちゃいました。

今日は一歩も家から出ずにカウチポテト(古い?)な一日を過ごしてみました。
パソコンをベッドに引きずり込み、フルーツをベッドに引きずり込み(さすがにポテトチップは食べません、職業柄。)、年末にレンタルしたものの観れずにいたDVDを立て続けに2本。

まず、一本目は『2046』。以前『花様年華』を観たと言うお話をしましたが、やっとこれも観ました。

私、やっぱり王家衛大好きかも。そしてトニー様。今年の第一本目がトニー様でよかった♪
『花様年華』に引き続き、とても洗練された、味わい深い映画です。
セクシーなトニー・レオン、それに関わる女優達はチャン・ツィイー、コン・リー、フェイ・ウォン…という豪華っぷり。透き通るような白い肌、黒くつややかな髪、凛としたアジアンビューティーに惚れ惚れしてしまいます。やっぱりアジア人はこうでなくっちゃ。
しなやかな身のこなしも、可愛く、セクシーで、中国の女性って本当に綺麗。

チャン・ツィイーとコン・リーは今私の中で最も注目の2人ですが、この2人は先日みた『SAYURI』でも頑張ってましたよね。

今日観た2本目のDVDは、実はこの『SAYURI』つながりでセレクトしたものでした。
御存知ですか?『サヨナラ』という、1950年代のアメリカの映画。
50年近く前の、マーロン・ブランド主演の映画で、日本を舞台にしているものです。
『SAYURI』との見比べ的な見方をしてみましたが、やっぱり昔の映画ですから、"ニッポン"がリアルなんですよね。多少の嘘っぽさは否めないけれども、『SAYURI』よりもはるかに見易かったように思います。アメリカ空軍の軍人さんと、歌劇団のトップスターの日本人女性の恋愛の物語。

『2046』も『サヨナラ』も形は違うけれども男女の愛を描いたものです。
映画ってやっぱりいいな。今年もいっぱい観るぞ縲怐n

あけましておめでとうございます。 on DVD : 23:53 | コメント (1) | トラックバック

2005年10月30日

『リプリー』★★★★★→PERFECT!!

もうね、ほんとにね、何度も観ています。

「グウィネス特集」でもちょっと触れましたが、『リプリー』について語らせてください(笑)。

なんですかね縲怐Bこれ、ほんとに面白いですよね。
キャストもバッチリですよね。
マット・デイモンはこの映画で好きになりました。気持ち悪い(!?)役なのに!
…私…気持ち悪いの、好きかも(汗)。

あと、舞台も時代も好きなんです。そしてJAZZ!!
JAZZを感じる映画はホントに好きっ!多分私が映画作ったら、JAZZ盛り込みまくりです。

ついつい高揚してしまって、文章がめちゃくちゃになってしまいますが…落ち着いて。

パーフェクトです、この映画。

貧乏な生活をしていたリプリーにとって、ディッキー(ジュード・ロウ)やマージ(グウィネス・パルトロウ)のナポリでの優雅な生活は、羨ましい限りだったに違いありません。

ところが、ちょっとした口論がきっかけでディッキーを殺してしまったことで、彼がディッキーになりきり、ディッキーとして生きて行くというとんでもない方法で、その憧れの生活を手に入れることができたのです。
でも、そんなのやっぱり嘘の上に積み重ねた嘘。完全犯罪だと思えたものは、徐々に崩れ出します。
罪が罪を呼んで、どんどん追いつめられていく様子は、見事な演出と、マット・デイモンの名演で最後までドキドキさせてくれます。

犯そうとおもって犯した罪は何一つないのだけれど、最初の、ちょっとした嘘、ちょっとずれた歯車、それがどんどん積み重なってどんどんおかしくなっていく…でもこのリプリーという男は、最後まで純粋、繊細なのです。だからちょっと切ない。
それがこの映画をただの気味悪い連続殺人物にしていないのだと思います。だからイヤ縲怩ネリアリティがあります。「あ縲恃ニ罪って、こうして起こって、こうしてドツボにはまっていくんだなあ」って。

そして、マージ(グウィネス・パルトロウ)。犯人がリプリーではないかと疑うところから、確信するまで、そして最後にリプリーと別れる時に喰ってかかるところ、ヤバイです。
ディッキー役のジュード・ロウは実はちょっと苦手なんですが、この映画では金持ち駄目息子&イケイケ伊達男っぷりがなかなか良いと思いました。

この映画は人間の醜い部分を生々しく描いているし、人だって何人も死んでいるし、グロくなってもおかしくないのに、何故か一環して繊細で美しくて、品があってポエティックな香りがするのです。たぶんそこが一番好きなんだと思うんだけど。好きな部分が沢山ありすぎてわからないです。とにかく最高のサスペンス!!

観ていない人は是非。

『リプリー』★★★★★→PERFECT!! on DVD : 21:46 | コメント (0) | トラックバック

『グウィネス・パルトロウ特集』

『グウィネス・パルトロウ特集』…と勝手に特集してみました。
最初にグウィネスが気になったのは、『大いなる遺産』の時。
スレンダーな体と、繊細な肌質、キラキラ輝くブロンズヘア…
そして何よりも彼女が醸し出す、「雰囲気」ってやつにやられてしまった私。
それ以来、気になってしょうがない存在。
プライベートでも、彼女のファッションは私好みのものが多いのです。

あんまり誰かにハマることはないのだけれど、

「生まれ変われるとしたら、誰になりたい?」

って聞かれたら、まあ、真っ先に、

「グウィネス。」

それはもちろん、ヴィジュアル的なものもなんだけど、それ以上にいいと思うのが、彼女は演じる役の幅をどんどん広げていっているところ。ただ綺麗なだけじゃない。ただの二世じゃないところがさすがだと思うのです。

そして私が最近観たのは

『シルヴィア』★★★☆☆
『ザ ロイヤルテネンバウムズ』★★★★★
『ハッピーフライト』★★★★☆
『リプリー』★★★★★
の4本。
(星の数は、その時の気分によって変わると思うので、あんまり当てにしないでね)

全くタイプのかけ離れた4役です。『シルヴィア』ではストイックに生きた詩人を演じ、『ロイヤルテネンバウムズ』ではくっきりアイラインに毛皮で印象的 なちょいワル(?)でちょい病んだ役を、そして『ハッピーフライト』ではコミカルで、生き生きしていて、頑張り屋さんの役。

そして、私は『リプリー』のマージ役のグウィネスが一番好きでした。知性と母性と、美しさと、さらに強さも弱さも…とにかく沢山の表情を見せてくれる。

彼女のように演じられたら、どんなに楽しいことでしょう。
…と本気で思う私です。そして頑張ろうと思う私です。

『グウィネス・パルトロウ特集』 on DVD : 21:39 | コメント (0) | トラックバック

『パンチドランク ラブ』★★★☆☆

どうも原作を先に読んでしまうと、映画はちょっと物足りない気がするのですが、
多分気のせいですね。割と面白かったかも。
エフェクティブな演出が何ともよかった。

7人の口うるさい姉を持つ末っ子長男が主人公。
…といっても彼ももういい年なのですが。姉が7人もいるってことで、しかも口うるさいってことで、彼はかなりキテいます。どうにかしたくてもどうすることもできない、心の問題を抱えていて、その辺りの彼の混乱っぷりがちょっとコミカルに感じられて面白い。

夢のようなマイレージの話も、とてもわくわくします。マイレージって、侮れないですよ。だって私もなんだかんだとマメに貯めていますが、その貯まったマイルで何回か無料航空券をゲットしてますし。今は様々な手段でマイルが貯められますから、こまめにキャンペーンとかチェックしてます。マイル大好き。
だからこの『パンチドランク ラブ』にも飛びついたくらいだし(苦笑)。

このお話みたいなオイシイ話は無いでしょうけど。でもあるかもしれない…あったらいいな!
一生無料航空券で世界を飛び回れるなんて…夢ですよね。
あれ?でもこれって実話が元になってるんですよね?ってことは…。

もしそれができたら、私やりたいこといっぱいあるんだけどな。

………あ、すみません。イイ旅夢気分でした。本題に戻りますね。
それで、この映画で新鮮だったのは、オープニング、エンディング、それから間にも時々出てくる、アブストラクトな映像。
これが意外と、主人公の混乱と、新しい恋の予感と、ハワイの香りをうまくミックスしたようなイメージにつながって、しかもアーティスティック!!

あと、ハワイでのロケ地となっている、ピンクの壁のロイヤルハワイアン!前に仕事で行ったのですが、あそこはお姫様気分になれるホテルです。

あ縲怐Bリゾートでお姫様気分になりたいっ!!これから日本は寒くなる一方ね…

『パンチドランク ラブ』★★★☆☆ on DVD : 21:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月19日

上海ルージュ

「コン・リーって、なんかいい。」
そんなところから、この映画をセレクトしてみました。

舞台は1930年の上海。マフィアのボスの囲いの歌姫(コン・リー)の付き人として雇われた14歳の少年の視点から描かれた作品。ストーリー的にもなかなか好きでしたがやはり気になるのはコン・リーの演技(艶技?)。

彼女は美しくて、醜くて、強くて、弱くて…そういう女性を見事に演じきれる女優です。すごく人間臭いですよね。それでいて艶っぽい。そこが人を惹き付けるんだと思います。ズルイ。

そうっ!!なんかズルイ!この人ズルイ!…いい意味で。
こんな風に演じられるようになったら、本当に面白いんだろうな。と思います。
私も演技をする身ですから、そういう面でとても気になる存在なのです。

タイトルもいいですね、上海ルージュ。まさに、彼女は上海に咲いた一輪の赤い花という感じでした。


上海ルージュ on DVD : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2005年9月 2日

ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド

ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド@DVD生活

話題のベストセラー、『DA VINCH CODE』のネタ元といいますか、それらを研究している人たちによる、インタビュ-形式のドキュメンタリー。

勉強不足というか何というか、キリスト教ってのは縦にも横にも複雑な宗教ですから、出てくる名前が多すぎて(汗)まあ何とかついて行きましたけど(汗)。

そんな私、実は『DA VINCH CODE』は読んでおりません。読んだ後ならもっと面白かったかもしれないですね…

でも、真偽の程は別として!こういった類いのドキュメンタリーは結構好きな方です。
あくまでエンターテイメントの延長としてですが。謎解き系はワクワク、ドキドキです。

宗教が政治の為に作り変えられ、利用されてきた…そのこと自体は「まあ、そうなんだろうな」と思いますが、どう作り変えられたか、それによってどう変化したのかという点はなかなか興味深いです。

研究者の話しているのを観ながら、「なるほど~」と私の脳がじんわり喜んでいました。
こういう研究をする人って、過去の概念を覆す(?)ような発見をしてしまった時に、脳や身体はどんな反応をするのかな~、どんな感覚なのかな~って、気になりますね。
そういうのって究極でなかなか味わえないんだろうけど、私も一度くらいはそういう「キタ~ッ!!!!!!」っての味わってみたいな。なんてね。

宗教は、どうせ利用されるなら、平和の為に…!!

ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド on DVD : 14:30 | コメント (0) | トラックバック

38度線~完全版

人間同士の場合、DNAは99.99%まで一緒だと、ある本に書いてありました。
つまり、私達が認識している人種の違いは、DNAレベルで見るとたったの0.01%の部分だと言うこと。これって驚きです。

北と南に分断された朝鮮半島の人たちは、この0.01%の違いすらないのではないでしょうか。38度線を警護する両国の軍人が、同じ言葉でコミュニケーションを取っている光景を見て、特にそう感じました。

38度線が国境になるまで、そして鉄条網がどうやってできたかなど、朝鮮戦争から現在に至るまでがとてもよくわかるドキュメンタリーです。

学生の頃、世界史の授業は嫌いではなかったけれど、勉強させられているという気持ちが強かった私。でも、今こうして「知りたいこと」が色々あって。
映画で知ることもいいと思いますが、それはあくまで映画であるから、できればこういうドキュメンタリーなどで事実に近いことを知りたいなって思います。
そうすれば、自分が勉強したことに関する映画はもっときちんと理解できるでしょう?
まあ、それって当たり前のことなんだけど、知らないよりは知っていた方がいいし、何よりも知りたいと思う気持ちがあるわけだし。

こういうことに興味があるのも、自分が韓国の人たちとお仕事をする機会が時々あって、そういう歴史や今抱えている問題に関して無知なまま彼らと接するわけにはいかないなと、強く感じていたからなんです。
例えば「何故ソウルの道路は道幅が広いかというと、戦争が起きたら戦闘機の滑走路になるように考えられているからなんだよ」って聞いたことがあったり、仕事で紹介された人が脱北者だったりとか、なんだかそういうのを実際に見聞きするから尚更知っておきたいと思うのです。

38度線~完全版 on DVD : 14:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年8月20日

『ラスト・タンゴ・イン・パリ』

ラストタンゴ・イン・パリ

★★★★[80点](0-100点)

坦々としたロービートにアコーディオンのメロディが乗った、gotan projectの『LAST TANGO IN PARIS』という曲が大好きで、私のiPodで一番ヘヴィープレイされている曲なんですが、その原曲がこの映画のテーマ曲で、ガトー・バルビエリの 『LAST TANGO IN PARIS』なのです。「ガトー…」って聞くとなんか甘いものが食べたくなっちゃいますが(汗)まあ、曲もスイートでロマンチックなJAZZなので す。

JAZZ好きな私はオープニングからやられてしまい…
そして最後まで、割と、やられたまま観ることができました。言葉、おかしいかしら?

最後の感想…う~ん…せつないっていうか、空しいっていうか。

相手の事を全て知るなんて不可能って言うけれど、
相手を知るってどういうことなんだろう?
彼女は何を知りたかったんだろう?

そのへんの、答えが曖昧な部分が美しく、とても愛らしく描かれた作品。
70年代はじめのパリの情景や、ヒロインのマリア・シュナイダーの衣装なんかもとても好きでした。

Posted by AZUSA on 2005/08/20 with 映画生活

『ラスト・タンゴ・イン・パリ』 on DVD : 00:53 | コメント (0) | トラックバック

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