2005年10月30日
浮気雲 (天邊一朶雲)
東京国際映画祭で何度も紹介され、日本でもちょっとづつ知名度の上がってきた台湾の巨匠、 蔡明亮(ツァイ・ミンリャン) の新作。本作もベルリン映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞。スイカの汁にすがるほどの水不足に見舞われた台湾の街角で再会した男女の孤独と愛。そしてミュージカル、AV。
作品を発表する度に国際的な映画賞を受賞し、独特の長回しで都会人の孤独を極限まで描ききる物語。ハリウッド大作が大好きな人には多分嫌われそうだけれど、僕は見るたびに誰にも真似の出来ない、すごい映画を作る人だと思ってしまう。
この映画でも笑いと涙と衝撃が交互にやってくるというとんでもない映画でした。ミュージカルとAVと恋愛を同時に描いちゃうのなんてこの監督ぐらいでは?
この監督さんの映画には「水」が象徴的に出来てくるのですが、以前の監督のインタビューによると水は愛情を表しているとか。映画は見た人のものなので、どう解釈しても自由ですが、蔡明亮監督の作品を難しいという人は水をキーワードに考えながら見てゆくのも面白いです。
浮気雲 (天邊一朶雲) on 映画感想 : 2005年10月30日 19:20
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