2005年10月31日
雪に願うこと
北海道帯広のばんえい競馬場を舞台に、人生の挫折を味わった男が馬と人間に触れて人生を見直してゆく感動作。
今回の東京国際映画祭でコンペディション部門で上映され、昨日見事、東京サクラグランプリ、監督賞、男優賞、観客賞という、と同映画祭では初となる4冠を受賞した作品。
出演者がとても豪華。
伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子、 吹石一恵、山崎努などなど、若手からベテラン、そしてちょっとだけのカメオ出演者も含め、キャストだけでも十分見ごたえがあり、みんなが生き生きした演技をしている。
それもそのはず、ベテランの根岸吉太郎監督がメガホンを取り、あまり知名度はなかった鳴海章の原作『輓馬(ばんば)』を、監督と脚本家が色付けし、シンプルけれど心に迫る感動作に仕上げてある。
サラブレッドの二倍以上、一トンもあるという巨大な輓馬が、汗を白く蒸発させながら障害となる山を駆け上る姿が、人生の苦難を乗り越える人々に重なり、爽やかな気持ちになれる一本です。

2006年上映予定
雪に願うこと on 映画感想 : 2005年10月31日 19:38
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