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2006年3月12日

『クライング・フィスト』@東芝エンタテインメント試写室

実は、全然韓流にハマってません。

作家性のある作品が好きなので、あんまり俳優をメインに打ち出した宣伝だと「ほんとに面白いの~?」と思ってしまう面があったりして、最近の韓流ブームには全然乗れてません。

でも監督としては『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』のイ・チャンドン監督や、『サマリア』『うつせみ』などのキム・ギドク監督の作品は結構肌が合います。

そんな僕がすごくいい!! と思った韓国映画『クライング・フィスト』。韓国が誇る名優チェ・ミンシクとストリートが生んだ新鋭俳優リュ・スンボム共演、監督はリュ・スンワン。2005年カンヌ映画祭国際批評家連盟賞受賞作品。

昔の栄光を胸に、街頭で殴られ屋を始めた40代ボクサー。

社会の問題児として少年院に送られ、そこで目覚めた20代ボクサー。

2人のそれぞれの物語が、全く重なることなく進み、そして……。

チェ・ミンシクの演技が上手いのはもちろん、対するリュ・スンボムの荒っぽくても繊細な演技にはビックリ。計り知れない可能性を感じさせます。そして実はこの映画の監督は、リュ・スンボムの兄。こんなすごい作品を脚本も書き、演出もしてしまうこのリュ・スンワンも今後、要注目です。

ラストには脚本を超えてしまった、ドキュメンタリーのような結末が待っています。僕もボクシングを始めたくなってしまうほど、2人の熱い男のドラマに胸打たれちゃいました。

cryingfist.jpg


http://crying-fist.com/
4/15よりロードショー

『クライング・フィスト』@東芝エンタテインメント試写室 on 映画感想 : 2006年3月12日 23:47

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