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映画館で起こることは映画より面白い? 映画業界のことから、見にきたお客さん、 試写で見た作品などをランダムにご紹介。



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2006年8月26日

『時をかける少女』(06)

原田知世主演、大林宣彦監督で大ヒットした青春ファンタジーがアニメで復活!

といっても全く期待してなかったのですが、なんだかアニメ好きやコアな映画好きな方々がやけに盛り上がっていた為、見に行ってきました。

場内に入ってビックリ。席がほとんどない……。160席ほとんど満席。しかも若者ばかり。

盛り上がっているというのは本当だったんだ~と思いつつ、なんとか無事席を確保し鑑賞。

もう、ウルウルでした。いやー素晴らしい。

最初はなんか主役の声優が微妙だな……ぶっきらぼうで……と思っていましたが、次第にそれも良い感じに馴染み、中盤に差し掛かる頃には笑い、後半になるにつれて感動の嵐。

脚本がうまいんですよ。演出も細田守という監督さんがしているのですが、今回はすごく合ってました。『ワンピースTHE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』でもちょっと癖のある線の細い絵でなかなか面白かったのですが、今回はそれがすごくいい感じにマッチ。

もう、同じ日を何度も繰り返すことで、先が読める。だから危険を察知したり、先を見越したり……。

それでもどうしようもなくって、爆笑し、切なくて涙し……。

今年の夏、一番の拾いモノでしたよ。


それにしても原作者の筒井康隆さん、これからも楽しみな映画化が多いですね。

アニメ化するのは『パプリカ』、そして実写化は『日本以外全部沈没』!

『パプリカ』はヴェネチア映画祭コンペディション出品決定で、僕も平伏すほど驚いた『千年女優』の今 敏監督最新作ですから期待せざるを得ません。

そして『日本以外全部沈没』は、33年前の大ヒット映画『日本沈没』の主役2人がひさびさに競演してたり、話題は尽きない娯楽作ですよね。しかも同じブログ仲間のダンキチさんが公式キャラクターグッズを作っちゃってます。

そんな乗りに乗ってる筒井作品。目が離せません。

『時をかける少女』(06) on 映画感想 : 21:16 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月23日

トリコミの話

最近は少なくなりましたが、昔は“とりこみ”がとても盛んでした。

映画館で“とりこみ”と言ったら、他の劇場にフォルムを取りに行くこと。

昔は映画1本のフィルムを複数の劇場で使っていたんです。今では考えられないですけど、離れた劇場まで前半が終ったら届けに行ったり、後半が始まりそうになると取りに出かけたり……。そんな光景が普通に行われていたんですね。

たぶん観客は1本の映画は全部繋がっている。2時間のながーいフィルムだと思っているでしょうが、そうとは限らない。実は現在前半を上映中だけど、後半はまだ届いていなくて、他の劇場からいま輸送中。自転車で。なんて事がいっぱいあったわけです。

もちろん前半・後半なんて大きな切り方ではなく、約20分毎など、1巻分だけを次々と他の劇場から持ってきて、終ったらまた他のところへさらに輸送……なんていう荒業も行われていました。

だから自転車とかバイクなどでちょっとトラブルが起きたりすると、少し上映に休憩を挟んだりしたみたい。しかも信号に捕まったとか"ちょっとのトラブル”ならいいですが、車と接触した時にフィルムの入った缶が坂を転がり、さらに缶から飛び出して黒い線を描きながらコロコロ転がってフィルムは川へ! なーんてこともたまには有ったみたいですよ。

いまは取り込みって少なくなりましたが、拡大公開されるときや、ちょっと期間が遅れて上映が始まる時などは、直接劇場の係員がその日の夕方まで上映していた劇場まで取りに行くことはたまにあります。

先日もお台場の劇場へ『日本沈没』のフィルムを取りに行ってきましたが、やっぱりちょっと緊張しますね。

これが無くなったら、劇場はただの箱になってしまうわけですから。そしてものすごく重いし。

夢と希望と感動をお届けする小さな旅ですよ(笑)。


film.jpg
いろいろな物が詰まっています。

トリコミの話 on 映画館の話 : 20:14 | コメント (133) | トラックバック

2006年8月16日

『UDON うどん』@東宝試写室

060816_2011~02.jpg


『踊る大捜査線』シリーズのスタッフが放つ、心温まるウドン・エンターテインメントってことで、日本映画を変えた本広克行監督の新作を見てきました。

うどんブームを盛り上げていった実在の人々を面白おかしく、そしてチョッピリ泣かせる演出で作り上げた、うどん狂想曲。

この映画のポスターにその面白さのヒントが。


060816_1950~01.jpg


『交渉人 真下正義』のユースケ・サンタマリア主演だけあってこんな人も出てくるんですね。左が寺島進、右がアリキリの石井正則。


060816_1950~03.jpg

この3人って、監督の前作で出てきたSF研究会のメンバーでは?


060816_1950~02.jpg


左上は江守徹、真ん中は……本広監督!?


060816_2011~01.jpg


真ん中のメガネ掛けた人って、亀山プロデューサーじゃん!


なーんていう発見が映画の中でもいっぱいありますので、お楽しみに。

8/26より東宝系にて公開です。

『UDON うどん』@東宝試写室 on 映画感想 : 20:25 | コメント (10) | トラックバック

2006年8月 6日

『日本沈没1999』

先日、映写室を掃除していたら、

こんなメモを発見。

nihon.jpg

松竹が1999年に製作を予定していた映画、『日本沈没1999』……。

その特報予告に付いていたメモ。

出演者は発表されなかったと記憶していますが、監督は大森一樹の予定でした。

僕はもう、その頃から映画館で働いていたのですが、急遽製作が中止され、幻となったこの映画のポスターを貰って帰った記憶もあります。

作品名と監督しか書かれていなかった物ですが、たぶん実家にあります(笑)。

2006年にその企画は東宝によって形を変えて実現したわけですが、さすがスケールの大きな映画を作るには、それなりのリスクがあるわけです。

ポスターや特報予告まで作って実現しなかった企画は珍しいですよね。最近だと東宝の妻夫木聡・長澤まさみ主演の『涙そうそう』が危なくその一例になるところでした。

でも発表される前の段階なら、すごい映画の企画もいろいろ流れてちゃったりしているんだろうな~と思います。やはり映画はとても大人数で作るものですから、大きくなればなるほどリスクはデカい。

松竹がもし作ったら、どんな『日本沈没』になっていたんでしょうね?

『日本沈没1999』 on 映画で遊ぼう : 20:27 | コメント (0) | トラックバック

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