2005年12月 1日
ジェット・リーがかっこいい!(10年前ですが)
このところ新作映画を見に行く暇がなくて、こんな話ばっかで恐縮ですが・・・
ジェット・リーの10年前の傑作、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(1~3)」を3本、立て続けに見てしまいました。これはスゴイ!!ぐゎー、すごい!正直、あまり期待せずに見たのですが、すごすぎ、面白すぎ、立て続けに見てしまいました。
なにがって、とにかくジェット・リーがかっこいいのよ!こんなにかっこいいって知らなかった。彼の出ているものは「Hero」を見ましたが、「グリーン・デスティニー」や「カンフー・ハッスル」なども含め、最近の中国映画の武芸大作って、人が飛びすぎて、逆に格闘場面の迫力がいまいち、のような気がするのです。Heroも、武芸よりも画面の美しさ、ジェット・リーよりもトニー・レオンのほうが印象に残っています。
でも、この映画では、ワイヤーはもちろん使っていますが、ジェット・リーのワザを見せるための「脇役」に徹しています。延々と格闘場面が続くのですが、そのスピードと迫力にポカンと口あけて見続けてしまいます。
IMDbで調べると、このシリーズは他にあと3本あるのですが、この最初の3本がやはりいいらしいです。(他は監督と主役が違う)カンフーとストーリーとユーモアの絶妙なバランスがポイントだと思うのです。
いずれも、清朝末期の中国が舞台で、外国勢力と国内の種々の勢力の間でのせめぎあいを題材にしていて、ジェット・リー演じるウォン・フェイフォンというのも、実在の人物だそうです。最初の「天地黎明」は、外国人と、そいつらと結託した中国人マフィアがワルモノ、それをやっつける我らがヒーロー、というよくありがちなパターンなのですが、それでも単に外国人というだけじゃなくて、中国人をだましてアメリカに連れて行き、金鉱掘りの奴隷労働をさせるという、それなりに時代背景をもった説得力のあるワル達。で、このワンパターンが続くのかと思うと、第二作の「天地大乱」(この3つの中でも最高だと思う)は、今度はイギリス人はいい人の役回りで、孫文が登場します。第三作「天地争覇」では、西皇太后と李鴻章も登場、ロシアと日本の中国での勢力争いなども背景になっています。ワルモノもいい役も、単純じゃなくて、多面的なところがGood。
そんな中、ウォンは相手が何十人いようが、弾丸や斧ががんがん飛んでこようが、絶対に当たらず、超人的にみんなやっつけてしまう。リアリティなんぞ、この際どうでもよいのです。ウォンがかっこよければ、いいのです。見ていてスカッとする爽快さ。これぞカンフー映画!
そして、ウォンの親戚で恋人でもあるイーさんとのカラミも、ストーリーというより、ジェット・リーのかっこよさを引き立てるためのスパイスですね、これは。効果的です。お笑い担当の弟子もなかなかいい味出してます。
それにしても、武芸の達人って、やっぱり立ち姿がキレイですねぇ~。腰を落としたときの安定感と凄みも、やっぱりホンモノです。どうも私、そういうのにヨワいようです。
ジェット・リーがかっこいい!(10年前ですが) on アジア映画 : 2005年12月 1日 05:26
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