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2007年2月12日

「守護神」アメリカ版「海猿」(?)のリアリティと迫力

アメリカの海上保安庁にあたるUSコースト・ガードを題材にした、ケビン・コスナー主演の「守護神」。アメリカではすでに昨年劇場公開されており、日本の「海猿」に似てるとか似てないとかいう話が少しありました。劇場では見逃していたのですが、日本でもちょうど今週末から公開ということで、DVDを借りて見てみました。なお、私は「海猿」は映画も両方、テレビドラマもアメリカの日本語放送で放映されたものを全部、かなりはまって見たクチです。(なお、私はプロの映画評論家ではなく、下記は一ミーハーファンとしての感想、ということで読んでください。)

似たような素材なので、まー似たような場面や設定が出てくることは仕方ないですね。(「海猿」は潜水士で、「守護神」はスイマー、という違いはあります。)しょっぱな、海の中から、差し込んでくる陽光を見上げる場面が出てきて、「おー、海猿みたい」と思いました。正直なところ、ストーリーそのものは、「悪くない、特になぜ『守護神(Guardian)』なのか、といったあたりのオチもなかなか感動的、しかしなぜかお涙頂戴にもかかわらず泣けなかった」という不思議な感じでしたが、厳しい訓練や危険な救助の場面がとてもリアルで迫力があり、それだけでも見る価値はあるかな、と思いました。

DVDの特典で、メイキングや実際のコースト・ガードの活動の映像がついており、これはなかなか面白かったです。本編のクレジットで、ルイジアナやニューオーリンズ関連のものが多かったので、「ハリケーン・カトリーナの救助で活躍したコースト・ガードが、これをきっかけにリクルート宣伝用に作ったのかな?」とも思ったのですが、実はそれよりももっと前から企画は始まっていたそうです。たまたま、ニューオーリンズで撮影用の巨大「波のプール」セットを作ったけれど、カトリーナがやってきて使えなくなり、他の場所に移した、とのこと。そして、日本の「海猿」と同様、コーストガードは全面的に撮影に協力して、訓練や救助の場面は本当にきめ細かく、現実を反映しているそうです。若い方の救助士を演ずるアシュトン・カッチャーは、撮影の前8ヶ月にもわたって激しい訓練を受け、本当に一流の救助士並みにまでなった、とのことでした。「海猿」でも、撮影前には泳ぐこともできなかった佐藤隆太さんが、テレビドラマ撮影前2ヶ月前から訓練を開始して、撮影中ずっと訓練を続け、潜水士の場面もスタントなしてご自分で演じられた、とおっしゃっていましたよね。(これも、昨年のニューヨークでのインタビューより)

(ちなみに、このインタビューについてはこのブログではご紹介していませんでした。昨年6月に、ニューヨークで「Limit of Love 海猿2」が上映されたときに、監督と佐藤さんにインタビューしたものをHoga Centralで英語記事にしてあります。)

「海猿」のおかげで、日本の海上保安庁は志望者が20%増えた、と、このインタビューで羽住監督がおっしゃっていましたが、アメリカのコーストガードでもそういう効果があったのでしょうか?残念ながら映画はアメリカではそれほど大ヒットではなかったですが、命をかけて人を助ける仕事をなさっている方々に、感謝の思いを馳せました。

「守護神」アメリカ版「海猿」(?)のリアリティと迫力 on アメリカ映画 : 2007年2月12日 06:51

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