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ネットとシネマ、日本とアメリカの合流点から映画を語る



2006年9月26日

「SPIRIT」 中村獅童さん、鮮烈に全米デビュー!

ここ数日、私の英語サイトで、ミョーに中村獅童さんの記事にアクセスが多いな~??、ん~??とボケまくっていたら、なんと、そういえば「Fearless(日本題「SPIRIT」)」が始まってるぢゃないですか!うぉー、ジェット・リー大好きな私としたことが!!!忘れてた!!!こりゃ、大スクリーンで見るべし、と、いそいそと映画館へ行ってまいりました。

全米の映画館の数は、ざっと日本の10倍ほどあって、大型映画のワイド・リリースというと、3000スクリーン以上という規模になります。この「Fearless」はそこまで行かないけれど、Rottentomatoesによると1800スクリーンぐらいで、そのへんのシネコンで普通に見られます。だから、アメリカ全体でこの映画を見る人の数は相当なもの。そこで、なんと獅童さん、イイ役ぢゃないですか~!!ものすごい見せ場あり!

中国武術だと、日本のチャンバラより間合いが短くて、刀でも素手でも連打の応酬、という感じに仕上がっていますが、違和感はないと思いました。さすが、歌舞伎役者さんは、昨年の「蝉しぐれ」の市川染五郎さんでも思いましたが、腰の入り方、刀の安定感、姿勢のよさ、キメの力強さなどがあり、刀や空手のアクションをやっても、決まりますね。前にも書きましたが、女優がチャン・ツィイーなら男優ではジェット・リーがアメリカでのアジア武芸映画の「基準」みたいなもので、獅童さんはこの武芸の達人と見事に渡り合っていたと思いました。

残念ながら、日本ではちょうど、スキャンダルのせいで獅童さんは「自粛モード」になってしまい、全く報道されていないようですが、米国で多くの人に獅童さんの印象を残したと思います。

ホントはこの最後の決闘場面をもっと見たかったぞ~!!なのに、え??なに??ということになってしまい、それが残念・・・な映画ではありましたが。どなたか「映画生活」レビューでも書かれていましたが、まさに「グラディエーター」ですね・・・私もそう思いました。

いや~、それにしても、ジェット・リー、かっこい~~~!!英語のレビューでも、武芸だけでなくだいぶ演技も上達したね、などと書かれていました。これが最後の武芸映画、という話もありましたが、別の英語サイトでは「Wushu映画が最後というだけ、武芸はやる」みたいなことも書いてあり、はぁ???Wushuって、ネットで調べると「武術」みたいなんですが、狭義では特定のフォーマットを指すようで、私にはなんだかよくわかりません・・・

武芸アクション映画といえば、真田広之さんがジャッキー・チェンの「ラッシュアワー3」に悪役で出演するというニュースも出ていますね。こちらも、全米ワイド公開になるはずですし、真田さんなら間違いなく、ジャッキーとの迫力ある格闘場面が見られるに違いない!これもまた、楽しみです!

「SPIRIT」 中村獅童さん、鮮烈に全米デビュー! on アジア映画 : 04:26 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月 1日

ジェット・リーがかっこいい!(10年前ですが)

このところ新作映画を見に行く暇がなくて、こんな話ばっかで恐縮ですが・・・

ジェット・リーの10年前の傑作、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(1~3)」を3本、立て続けに見てしまいました。これはスゴイ!!ぐゎー、すごい!正直、あまり期待せずに見たのですが、すごすぎ、面白すぎ、立て続けに見てしまいました。

なにがって、とにかくジェット・リーがかっこいいのよ!こんなにかっこいいって知らなかった。彼の出ているものは「Hero」を見ましたが、「グリーン・デスティニー」や「カンフー・ハッスル」なども含め、最近の中国映画の武芸大作って、人が飛びすぎて、逆に格闘場面の迫力がいまいち、のような気がするのです。Heroも、武芸よりも画面の美しさ、ジェット・リーよりもトニー・レオンのほうが印象に残っています。

でも、この映画では、ワイヤーはもちろん使っていますが、ジェット・リーのワザを見せるための「脇役」に徹しています。延々と格闘場面が続くのですが、そのスピードと迫力にポカンと口あけて見続けてしまいます。

IMDbで調べると、このシリーズは他にあと3本あるのですが、この最初の3本がやはりいいらしいです。(他は監督と主役が違う)カンフーとストーリーとユーモアの絶妙なバランスがポイントだと思うのです。

いずれも、清朝末期の中国が舞台で、外国勢力と国内の種々の勢力の間でのせめぎあいを題材にしていて、ジェット・リー演じるウォン・フェイフォンというのも、実在の人物だそうです。最初の「天地黎明」は、外国人と、そいつらと結託した中国人マフィアがワルモノ、それをやっつける我らがヒーロー、というよくありがちなパターンなのですが、それでも単に外国人というだけじゃなくて、中国人をだましてアメリカに連れて行き、金鉱掘りの奴隷労働をさせるという、それなりに時代背景をもった説得力のあるワル達。で、このワンパターンが続くのかと思うと、第二作の「天地大乱」(この3つの中でも最高だと思う)は、今度はイギリス人はいい人の役回りで、孫文が登場します。第三作「天地争覇」では、西皇太后と李鴻章も登場、ロシアと日本の中国での勢力争いなども背景になっています。ワルモノもいい役も、単純じゃなくて、多面的なところがGood。

そんな中、ウォンは相手が何十人いようが、弾丸や斧ががんがん飛んでこようが、絶対に当たらず、超人的にみんなやっつけてしまう。リアリティなんぞ、この際どうでもよいのです。ウォンがかっこよければ、いいのです。見ていてスカッとする爽快さ。これぞカンフー映画!

そして、ウォンの親戚で恋人でもあるイーさんとのカラミも、ストーリーというより、ジェット・リーのかっこよさを引き立てるためのスパイスですね、これは。効果的です。お笑い担当の弟子もなかなかいい味出してます。

それにしても、武芸の達人って、やっぱり立ち姿がキレイですねぇ~。腰を落としたときの安定感と凄みも、やっぱりホンモノです。どうも私、そういうのにヨワいようです。

ジェット・リーがかっこいい!(10年前ですが) on アジア映画 : 05:26 | コメント (0) | トラックバック

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