火星美人の銀幕征服計画 
映画大好き火星美人が、新作公開映画やDVDを本能のおもむくまま鑑賞。試写会に応募したり、自腹で劇場に通いながら、ショウビズ界を征服させていただきます。
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2007年03月13日
SPIRIT コレクターズ・ボックス
インフルエンザに倒れたり、仕事が詰まったり、
実家の祖父が倒れたりで、
全く更新しないままあっという間に日が過ぎてしまいました…。
元旦、『硫黄島からの手紙』であけた今年は、
なんだか暗いムードの出だしに引きずられて、
気がついたら花粉症の季節。
そんな停滞気味の気分を吹き飛ばすように、
やっと我が家にやってきたのが、このDVD。
『SPIRIT コレクターズ・ボックス』
完全予約生産、しかもカットされた40分もの映像を収録!
と言うことで、発売の告知がされてすぐに予約していた本作。
通常版は昨年夏に発売されていたのに、
こちらの方は何度か発売が延期になり、「もしかしたらでないかも…」
という不安が日増しに募っていたのでした。
ジェット・リーのアクション映画最終作品と言われる本作は
天津の武術家、霍元甲の生き様を描いた伝記です。
見応えは、その壮絶な生き様と彼が繰り広げるアクション。
ジェット・リーの最後の作品にふさわしい、血湧き肉躍るカンフームービーです。
特に、最近ではSFX・CGが圧倒的な力量で映画界を支配しているのに対し、
この作品はそこは控えめ。なつかしながらワイヤーアクションと、
何よりジェット・リーの動きの美しさで魅せる魅せる、魅せまくる作品です。
テレビで放映されるジャッキー映画、
『猿拳』や『木人拳』、『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー』が大好きな少年だった、
そんな30代男にはたまらないテイストがあふれている
良い意味で「古き良き」を踏襲した大作です。
最近では当たり前になったユニセクシャルなイメージはかけらもなく、
家族、愛、強さ、そして男の友情、生き様がこれでもかと詰まっています。
家族を失い、自らも失ってしまった霍元甲が、たどり着いた村で少しずつ生きる力を取り戻し、
丘の上で目に闘志を燃え上がらせながら震脚を踏む、演武を舞うシーンには、
知らず胸を打たれて、劇場では涙が流れたものでした。
ただ、劇場公開時は100分と、
なんだか足早なストーリーの展開に物足りなさを感じていたのも事実。
今回のコレクターズ・ボックスでは40分増えると知って、「やはりな」と思っていたのでした。
『カンフーマスター』などでも競演している、ミシェル・ヨーのシーンもばっさりカットされていたとか。
それを知ったら、期待しない方が無理というものです。
でも、発売が延期になると同時に、
「日本語吹き替え版はありません」など、いろんな予定外の仕様変更が伝えられました。
不安と共に不信も生まれながら待っていましたが、
実際に届いた商品を空けてみると、
ちょっとお粗末な絵コンテ集にポストカード30枚の特典。
「これは要らないなぁ…」と思いつつ、パッケージを空けると、
ディスク1枚!映像特典はジェット・リーのメッセージ1分!
先行の特別版が2枚組で、映像特典が16分に、インタビューや来日映像があったのに…。
値段はコレクターズ・ボックスが1000円高いのに、この内容…。
これはちょっとあんまりだ…。
ちょっとうちひしがれた気持ちで、再生してみると、
おお、まったく導入から違う!
そして、やはり、素晴らしいアクションシーン!
霍元甲が復活する村のシーンは、エピソードが追加されて、
より納得できるかたちに!
親友とのシーンも、なんだか説得力が増しているぞ!
と興奮しながらあっという間に140分を見終えてしまいました。
うん、確かにこっちの方が感動が深い。
作品としても完成度が高い。
ただ、村に追加されたアクションシーンとミシェル・ヨーのシーンは不要かな…。
なんとなくカットされた理由がわからなくもなく、ちょっと不満…。
冒頭のジェット・リーからのメッセージで
「各国の劇場の都合から、いくつかのシーンをカットしました」
と話されていますが、シーンの順序も変わっています。
中国映画では実はこれ、よくあることで
『インファナル・アフェア』の大陸版は、1で完結しています。
3部作じゃないんですね。
ということで、近年では一番のカンフー映画、
『SPIRIT』を観るなら、絶対にコレクターズ・ボックスがおすすめ。
テレビの前で中国拳法をまねした少年時代の想い出があるひとなら、
体温が1度や2度は上がること請け合いです!
でも、映像特典とジェット・リーを愛する人なら、
初回の特別版もゲットするべき、と言う気がしますね…。
現に私は、これから買いに行こうかな…と…。
SPIRIT コレクターズ・ボックス on DVDで征服 : 01:24 | コメント (0) | トラックバック




