« SPIRIT コレクターズ・ボックス | メイン | 15~16歳の肖像 »

2007年04月19日

六本木の蜘蛛

朝7時半に友人からの電話。4時に寝たとこなのに…、と目をこすって電話をとると

「お前、今テレビに映ってたぞ」

と興奮した声。あぁ、そうか昨日行った試写会か。
六本木のTOHOシネマズを借り切って行われた、
『スパイダーマン3』の1回きりの試写会。
どうも、アナウンサーの後ろに並んでいたようで、気づかぬうちに画面に入っていた様子。

興奮している友人には悪いんだけど、
実は相当不機嫌な顔をして映っていたはず。
4月とは思えない寒い朝、今にも雨が降り出しそうで、さらに長蛇の列。
「録音機械と携帯電話は袋に入れて封をして」と叫び続ける係員、
「金属探知しますので~」とも言っているし、パソコンも没収されそう。
試写後、どこかの喫茶店で仕事をする予定だった私は見事に該当機械を全て持っていて、
レッドカーペットの上では、まさに厳戒態勢にむすっとしていたところのはず。

その後はパソコンを没収されて
「機器の損壊、データの破損があった場合も責任は問いません」
という内容の誓約書にサインを求められ、
「預かるならそこは責任持って欲しいなぁ」と内心思いながら、
スクリーンに向かったのでした。

そんなもやもやも、実際に映画が始まると、見事に吹っ飛びました。
さすが、待たせただけある、濃~い内容。
めまぐるしいアクションの数々。
そして、拡げまくった風呂敷をたたむどころか、さらに広がるエピソード。
敵もサンドマン・グリーンゴブリンJr・ヴェノムと過去最多。
上映時間も2時間半ということもあって、お腹いっぱいで会場を後にしました。

シリーズ最新にして最終というだけあって、
ちゃーんと全てのエピソードにケリがついているのが、
当たり前のことなんだけど感心感心。
『X-MEN』は最後なのに(スピン・オフが企画されてたとはいえ)謎てんこ盛りだったし、
『パイレーツ~』は2では何のエピソードにもケリがついていなかった、
それから比べると、ほんときれいに大団円でした。

何より過去最高のスパイダーマンのいじめられっぷりが見事の一言。
これほど主人公がけちょんけちょんにいじめられるヒーローものも珍しいのでは。
2では摩天楼ダイブの途中で糸が切れて車の上に落ちたりしてましたが、
3はそれどころじゃないです。もう、気の毒なくらい。

それというのも他のヒーローものと違って、
スパイダーマンは主人公を筆頭に、出てくるキャラが全て着ぐるみになっていて
オールCG映像にできるからこそですね。
「好きだから、いじめちゃう」そんな子どものような愛情表現は、
『ダークマン』から受け継がれるサム・ライミ監督ならではもの。

ただ今回はあまりに物語の幕引きに集中したのか、負荷が高かったのか、
サム・ライミ監督らしいダークなお笑いは控えめ。
ただひたすらにまじめな正統派映画に仕上がっております。
見応えはあるんだけど、そこだけがちょっと残念だなぁ。

オープニングも2では様々なタッチでのアメコミイラストによる1のストーリー解説でしたが
3では蜘蛛の糸となつかし映像でスタイリッシュに説明。
すんなり3のストーリーに入っていく流れはさすが。
MJとピーターはどうなるのか?ゴブリンJrの恩讐は?そして迫る新たな敵とは…?
ぜひ劇場の大スクリーンを飛び回るスパイダーマンの活躍を見て欲しいです。
今回はキルスティン・ダンストもそれなりにかわいいですし、ね。

気になった点といえば、マーブル映画には憑きもののスタン・リーが説明的なセリフをしゃべっちゃう所。
あそこはやりすぎじゃないかなぁ。
芝刈り機もって口あけてるだけでいいのになぁ。

あと余談ですが、ロゴ。「3がヨ」に見えるという声が多く聞かれますよね。
「プレステ3」のロゴにそっくりですよね。うーん、ソニーですからね…。
でもよく見るとカタカナのロゴと本家の英字のロゴは微妙に書体ルールが違います。
日本のロゴの方がプレステのフォントに似てるの(というか同じ)ではないでしょうか。
気になった方は、見比べてみてくださいね。

六本木の蜘蛛 on 自腹で征服 : 2007年04月19日 02:08

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.unoh.net/umt/unoh-mt32-ja-tb.cgi/2253

コメント

コメントしてください




保存しますか?




カミングスーンTV


©1999-2007 Unoh Inc. All rights reserved.