2008年01月04日
2007年 想い出の品
前回の投稿から、あっという間に3ヶ月!
年も明けてしまいました…。ご無沙汰しております…。
その間、あくせく動き回っていて、鑑賞本数も減ってしまったのですが、
終わってみれば結局自己最高を更新して140本超、映画館で観ることができました。
08年こそは、150本観たいなぁ。そして、感想もちゃんと書きたいなぁ、と思っております。
思ったので、決意を形にしようと、元旦は5本はしごしてみました。
それはまぁ、おいておいて、
『硫黄島からの手紙』に始まり、『エイリアンvsプレデター2』で終わった私の2007年。
そこだけで考えると、もうドンパチしまくりですが、
せっかくなので誰も挙げないような、想い出の作品について。
『スターダスト』
宣伝もあまり観ることもなかったですが、日本のUIPでは最後から2本目の配給作品になるのかな?
『マイティ・ハート』に力が入りすぎて、スルーされがちのこの作品。
クレア・デーンズやミシェル・ファイファー、ロバート・デニーロなどのキャスティングで
ほんのちょっとだけ話題にはなりましたが、
年末の総括特集などに埋もれて、他のメモリアル作品に競り負けて
ほとんどの人の目に触れなかったんじゃないでしょうか。
でも、私、この映画が個人的には07ベストです。
とにかく、ストーリーに無駄がない。全てのきっかけと結論が結びついていて、
創り上げた世界観の中でエピソードが綺麗に終わっている。
一見無駄に見えるキャラクターも、ちゃんと物語の中で活かされている。
こんなに綺麗に、納得して、満足して劇場を後にした作品は珍しい。
どこか次作を思わせるためにエピソードを消化せずに残しておいたり、
「この世界はそういうものだから」と唐突に始まったり、という映画が多い中、
ちゃんと世界の説明から入って、それが「happily ever after」で終わる、その気持ちよさ。
わずか2時間で余すことなく見せられる世界観は、緻密にそれでいて可笑しく作られていて、
「あぁ、あと数分で話は終わっちゃうんだ、でも終わって欲しくないなぁ」と思ってしまいました。
冬の朝に気持ちの良い布団から出たくないような、あの感覚。
そこから飛び出してしまえば、現実しか待っていない寂しさ。そんなものを感じてしまいました。
完璧にできあがった世界と、シナリオ。
そこに、さらに、豪華キャストも、やっぱりいい。
「いまさらクレア・デーンズ?」とか「またデニーロがコミカルキャラ?」とか思わない。
そんな下世話な先入観は、楽しそうに演じている彼らの顔を見れば吹き飛ぶはず。
ちゃーんと、デニーロは女装海賊を、ミシェル・ファイファーはエゴ満載の魔女を、
そしてクレア・デーンズは流れ星が姿を変えたわがままヒロインを、余すことなく演じています。
そこにちょこちょこ挟まれるシニカルなギャグがぴりっと良い味出してるんです。
キワ物、なんて言わないで、おとぎの国の素敵な話『スターダスト』、ぜひ観てもらいたい作品ですよ。
2007年 想い出の品 on 自腹で征服 : 2008年01月04日 08:56
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