2008年8月 6日
スピルバーグの最新作
スピルバーグ、といえば『インディ・ジョーンズ4』が最新作のような気がしますが、
実は、日本ではさらにその後、1作品が発表、いや発売されています。
それはwii用のゲーム『ブーム・ブロックス』。
(公式サイト http://boomblox.jp/ )
四角い形の動物たちが、いかにもアメリカンな感じ。
というか、もう、バタ臭い。「これはいただけない」と買っておきながら敬遠していた私。
でも、始めて15分でおおはまりしてしまったのです。
ルールはいくつもあるので、サイトを見ていただけると早いのですが、
いくつかある目的は、
ジェンガのように積まれたブロックにボールをぶつけて崩さないようブロックを抜く、や
爆破を連鎖させて建物を一撃で爆破する
というもの。
これがパズル要素をふんだんに持っていて、
ちゃんとわかると「アハ体験」の波が襲ってくる。つまり、快感。
知的快感に、見た目の爽快感も加わって、ついつい気がつくと何時間も没頭するゲームです。
ただ、それだけじゃスピルバーグの名前を冠している意味はあまり感じられないかも知れません。
(といっても、スピルバーグは大のゲーム好きで、過去にもたくさんのゲームにかかわっているんですが…)
では、どんなところに彼らしさが出ているか、というと
爆破のタイミング、カメラワークからくる爽快感
というところでしょうか。
あと、「小さい者をピンチに陥れ、悲劇的な状況を演出する」というところ。
スピルバーグの映画って、ファミリームービーなのに、
よく見てみるといたいけな子ども達が、とことんつらい目に遭っている。
もう、残酷!と言ってもおかしくないくらいに、ひどい状況を用意している映画がおおいんです。
このゲームでも、ストーリーモードがあるんですが、
「サルに拉致された子ゴリラを助ける母ゴリラ」のシナリオでは、子ゴリラがとにかくすぐ死ぬ。
その死に様も、ポムッと破裂して、胃の中のバナナを飛び散らせると言うもの。
「ハロウィーンにお化けに襲われる子猫」というシナリオでも、
子猫が飛び散るときに、キャンディがまき散らされています。
そんなところで手腕を発揮しないでもいいのに…と思わざるを得ません。
あと、バタ臭い四角い動物キャラクターたちは、観客としてゲームを見ているんですが、
彼らにボールやブロックをぶつけて殺すことも可能。とても苦しんで消えていく様は印象的です。
そんなスピルバーグのダークサイドを確認しながら、
ついつい爽快感に引きずられて延々プレイしてしまうこの「ブーム・ブロックス」。
ボリューム満点で、さらに多人数プレイも可能ですので、
夏休みにぜひ家族で体験してもらいたい一本です。
残酷ですけど。
そう思ってみてみると、爆弾ブロックの赤色は『シンドラーのリスト』の赤い色に似ているなぁ。
スピルバーグの最新作 on その他も征服 : 2008年8月 6日 14:42
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.eigaseikatu.com/umt/pia-mt32-ja-tb.cgi/2759




