映画生活 スタッフブログ 
映画情報サイト「映画生活」のスタッフが、映画に関することから日常の出来事まで、自由に語るブログ。「映画生活」の裏側も見られるかも!?
メイン | 2006年12月 »
2006年11月28日
インタビューに同行してきました!
こんにちは、あっこです。
先日、園子温監督のインタビューに同行してきました。
初めての現場潜入(?)ということで、ちょっと緊張しましたが、勉強になりました。私も学生の頃、脚本家になりたいと思っていた時期があったので、シナリオから監督までこなす本物の映画人を目の当たりにしたときは、ちょっと興奮してしまいました。
才能が空気感染してくれないかな……なんて思いましたね。
けれど、実際に園監督にお会いするまでは、不安もありました。芸術家として、第一線で活躍している人って、プリテンシャスだったり、同じ地球の人じゃなかったりすることもあるだろうと想像していたので、こんな新米の私に、監督の言っていることがちゃんと理解できるかしら……(私がインタビューするわけじゃないんですが)などと、ネガティブな妄想ばかりを膨らませていました。
今年春にニューヨークのカフェ・カーライルで、あのウディ・アレンを拝見する機会があったんですが、彼がまた気難しくってですね、誰も寄せつけないという感じでした。映画監督には、そういうイメージがあるものですから、もうビクビクです。
しかし、園監督、本当に自然な方なんですね。気取らず、紳士的に、実直に答えてらっしゃいました。紳士的でナチュラルな方というのは、懐が深いというか、器の大きさを感じさせます。
そんな地に足のついた社会性を持ちながらも、誰もがやっていないような映画を撮りたいといった男気あるアイデンティティーも持ち合わせている。そんな監督の視野の広さを感じさせるインタビューでした。
インタビューに同行してきました! on あっこ : 12:49 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月24日
3本立て!!
こんにちは、松です。
早いもので、私の担当は最後です。なので、私が今まで見た映画の中から、公開前の作品をどどーんと紹介します。
まずは、『守護神』。アメリカ版、『海猿』のような作品です。沿岸警備隊の海難レスキュー隊員、ジェイクが一人前になるまでを描いています。教官役のケヴィン・コスナーが格好良いです!! ここ数年、ぱっとしない印象だったのですが(失礼!!)、本作では、経験豊富なレスキュー隊員を貫禄たっぷりに演じています。ジェイクはアシュトン・カッチャー。本当にこういうレスキュー隊員がいそう、と思ってしまうくらいはまっていました。ケビンとアシュトンという新旧のスター共演が見物の映画です。ハリウッドならではのド迫力の映像は大きなスクリーンで見ることをオススメします。
お次は、『魂萌え!』です。59歳の妻が、夫を亡くしてから知らされた真実にどう立ち向かうのか?これからどうやって生きていくのか?について描かれた作品です。来年は団塊の世代が一斉に退職し始める年と言われています。団塊の世代の方は、これからの自分に当てはめて見るでしょうし、子供世代の方は自分の親のことを思いやるようになるでしょう。一見、堅苦しい映画のように思えるかもしれませんが、意外や意外、笑えるシーンがたくさんあります。出ている俳優さんは、脇役に至るまで知っている俳優さんばかりで、豪華。中でも三田佳子さんは、さすが、といった感じの風格でした。
最後に『2:37(原題)』を紹介します。今、テレビをつけると毎日のように、中・高生の自殺のニュースが流れています。本当に心苦しい限りです……。本作は、監督の友人が実際に自殺してしまったことをきっかけに作られた映画です。6人の高校生たちの、それぞれの視点からなるエピソードとインタビュー映像を交差させながら、繊細なティーンエイジャーの姿を描いています。直視したくない現実を見せることで、自殺の苦しさを表現しています。自殺が社会現象化している今こそ、見てもらいたい作品です。
簡単ですが、3本紹介させてもらいました。これからも、良い”映画生活”をお過ごしくださいませ。では!
3本立て!! on 松 : 15:20 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月21日
映画のなかの英会話
こんにちは、あっこです。今日は、ちょっと面白い英会話を映画のセリフから紹介&解明していきます!!
<第二回>
*He ordered an Aristotle of the most ping-pong tiddly...
【訳】あいつは一番強い酒ボトル一本たのんだんだ……
(ロック、ストック・アンド・ツー・スモーキング・バレルズから)
今日の表現は、ちょっと上級編です。英語だけ読んだのでは、何を言っているのか分かりづらいというか、なんのこっちゃ……とういう感じですよね。ここが、コックニー訛りの難しいところです。まず、分かりにくい単語表現から解明していくと……、Aristotle(アリストトル:アリストテレスのこと)=Bottle(ボトル)、Ping-pong(ピンポン)=strong(強い)、tiddly(ほろ酔い)=drink(酒)ということになります。普通に言えば、He ordered a bottle of the strongest drink...ということなんです。
コックニー訛りとは、イギリス、ロンドンの下町で(もとはイーストエンドあたりから)話されている、いわゆるロンドンっ子弁というやつです。オードリー・へプバーン主演の『マイ・フェア・レディ』のイライザも初めはかなり強いコックニー訛りで話していましたよね。そういえば、あのデイビッド・ベッカムもコックニー訛りです。彼の英語が聞き取りづらいのは、あの甲高い声のせいだけではありません。コックニー訛りは、“H”を発音しなかったり、“A(エイ)”をアイと発音したりするほか、韻をふんだり、勝手な連想からいろんな言葉に言い換えて話す傾向があります。今日の表現は『ロック、ストック・アンド・ツー・スモーキング・バレルズ』の中でも、一番強くコックニー訛りが使われているシーンで登場するセリフです。他のイギリス人にも理解できない表現が使われているため、映画では、なんと同国人のために字幕までつけているんです!
では、ここで問題です。
【問題】コックニーのスラング「Cat and Mouse(ネコとネズミ)」とは、いったいなんのことを言っているでしょう?
【答え】House(家)です。
映画のなかの英会話 on あっこ : 14:18 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月20日
幸せのちから
こんにちは、松です。
『幸せのちから』の試写会に行ってきました。本作は、なんとホームレスから億万長者になったという、クリス・ガードナーさんの半生を描いた作品です。
この絵に描いたようなアメリカン・ドリームを映画化しないわけにはいけません!!と、思ったのかどうかは分かりませんが、映画化のきっかけはテレビで放映されたガードナーさんの15分の特集番組だったとか。
この番組を見たプロデューサーが、主演はウィル・スミスしかいない、ということでオファー。ウィル・スミス自身も本作に惚れ込み、監督を抜擢するなど、製作にも携わっています。
本作は「いかにして億万長者になったのか?」を描いた上っ面だけのサクセス・ストーリーではありません。ガードナーが貧乏でありながらも懸命に生きる姿が描かれているのです。彼を見ていると、私たちが忘れかけていた、希望や夢を思い出させてくれます。
ウィル・スミスはこのガードナー役を熱演。もしかしたら、『アリ』以来となる2度目のアカデミー賞ノミネートとなるかもしれません。
そして、本作の裏の主役とも言うべき人がもう一人います。それは、ウィル・スミスの実の息子、ジェイデン・スミス君です。
彼は、クリス・ガードナーの息子役で出演しています。このキャスティングはコネで選ばれたわけではなく、ちゃんとオーディションで選ばれたそうです。
が、そんなことはどうでもいいんです。
ジェイデン君の演技は特筆もの。彼が画面に登場するだけで、ついつい目がいってしまうほど惹きつけられてしまいます。彼の愛らしい笑顔だけじゃなく、演技も必見です!!
幸せのちから on 松 : 14:05 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月17日
「Get a Mac」キャンペーンで見かけた「Mac青年」は…
こんにちは。
「映画生活」編集部の(たか)です。
この間、何気なく見たブログで紹介されていた「Get a Macキャンペーン」の動画広告。
スーツにメガネをかけて、どこか堅苦しいオジサン(ビル・○イツ=windows?)と、ジーンズ姿で、ラフな青年の掛け合い。要するに、「堅苦しいwindows(仮)と、楽しくて自由なMac!」という比較広告なわけですが、この「Mac青年」を演じている俳優、なんとなく見覚えが……。
思い出しました! あのオバカSF映画の名作にして偉大なる『スター・トレック』へのオマージュ映画、『ギャラクシー・クエスト』に出ていた「ギャラクエ」オタクくんじゃないですか!
……と興奮した割りには、パッと名前が出てこないところが悲しいですが、彼の名前は「ジャスティン・ロング」。彼の出演作を調べてみると、『ギャラクエ』をデビュー作とし、ブリちゃんの長編プロモーションビデオのような『ノット・ア・ガール』、ベン・スティラーとヴィンス・ヴォーンのマジ勝負で笑わせる『ドッジボール』、そして巨匠コッポラ監督の仕掛けたトンデモホラー(ですよね?)『ジーパーズ・クリーパーズ』など、ある筋(オバカ系)にはたまらない出演ラインナップ!
このB級テイスト、アンチ体制的なスタンスがアップルに見初められた? なんて考えすぎかもしれませんが、久々の対面にびっくりしてしまったわけです。
そんな「オバカ系」の彼が、なんと2007年公開予定の『ダイハード4』では、テロリスト役を演じるというからさらに驚き! 『ダイハード』シリーズもついに4作目にしてオバカ系に路線変更でしょうかね?
ところで世界中で実施されているこの「Get a Mac」キャンペーン。日本版では誰が演じているのかと思えば、この知性派コンビでした。
「Get a Mac」キャンペーンで見かけた「Mac青年」は… on (たか) : 16:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月15日
技術者からみた映画 その1
はじめまして。
映画生活の開発を担当している、ぽっとです。
あんまり映画は詳しくないので、技術者視点でお話させていただきます。
個人的には、映画を見るときは技術者であることを捨てて見ています。
というのも、映画で出てくるコンピュータの描写によく違和感を感じることがあるからです。
技術者じゃない方にわかる感覚でいえば、「海外でとられたちょっと勘違い日本人」を見ている感覚に近いと思います。
たとえば、よく映画で重要データにアクセスするためにパスワードを入力するような画面がありそれが、パスワードがそのキャラクターと関係の深い英語の単語である場合がありますが、ある程度の技術者であればそんなことは絶対にしません。
なぜなら、コンピューターのクラッキングにおいて、「辞書攻撃」(dictionary attack)という攻撃手法が存在するからです。
もともとパスワードというのはランダムな文字列で、その文字を見つけるために、クラッカーがパスワードを総当りで入力していっても、10年とか100年とか1000年かかるため、安全とされているのですが、それが単語の場合、「辞書攻撃」によって数分で解析されてしまいます。
そのため、ある程度技術に明るい人は、特に重要な部分では、パスワードの文字列を必ずランダムにします。
こういう視点で、最近の映画を見ていると、わりと、「うわー」という感じのものが多いです。
とはいえ、昔の映画は別だと思います。
たとえば、ウォー・ゲームの場合も似たようなシーンた登場しますが、この頃のコンピュータの文化では逆に単語を使うことが多かったのかもしれません。(しかも、バックドアから入る話でしたし)
技術者からみた映画 その1 on ぽっと : 14:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
映画のなかの英会話
はじめまして、あっこです。ここでは、ちょっと使える英会話を映画のセリフから紹介&解明していきたいと思います!!
<第一回>
*What the hell were you doing?
【訳】いったい何してたの?
(ゴスフォード・パークから)
普通の言い方ならWhat were you doing? 「何してたの?」となりますが、ここに強調するための“the hell”を入れるだけで、「一体全体……」という雰囲気がだせます。
このthe hellを使った表現は、映画やドラマのセリフに頻繁に出てきます。たとえば……
Where the hell are we?
【訳】いったい私たちどこにいるのよ!?
アメリカのリアリティ・ショー「シンプル・ライフ」シリーズのオープニングでパリス・ヒルトンが言うセリフにも使われていますよ!!
英語は意外にも奥が深くて、出身や階級によって訛りや言い回しがずいぶんと違ったりします。
一番代表的なところからいえば、アメリカ英語とイギリス英語の違い。アメリカ英語はねちっこく、イギリス英語は、どこか鼻にかかったような感じで発音しますよね。それだけではなく、イントネーションや異なる単語を使うなどの違いもあったりします。英語の母国であるイギリス国内でさえ、英語のかたちはさまざまです。
映画『ゴスフォード・パーク』では、出身や階級による英語(ことば)の違いを分かりやすく耳にすることができます。アメリカ訛り、イギリス上流階級のポッシュなアクセント、スコットランド人の独特な訛り、そして、下の階級の人たちのアクセントや言葉使いまで、「英語」という一つの言葉としてひとくくりできないほどバラエティー豊かなんです!!
映画のなかの英会話 on : 15:07 | コメント (0) | トラックバック
王の男
はじめまして、松です。よろしくお願いします。
早速ですが、先日『王の男』の試写会に行ってきました。
『王の男』は16世紀初頭の韓国王朝を舞台とした、実在する史上最悪の暴君に芸で挑んだ2人の男の、波乱に満ちた人生を描いた作品です。
芸人を演じるのは、カン・ウソンさんとイ・ジュンギさん。男らしいカン・ウソンさんに対して、イ・ジュンギさんは艶かしい女形を演じています。日本では歌舞伎で男性が女形をしますが、男性が女性を演じると女々しさが抜けて女性本来の美しい動きが強調されるように思います。
イ・ジュンギさん演ずるコンギルの女性らしい動きはとても色っぽくて、王を虜にするのも頷けます。今年の東京国際映画祭で本作が特別招待作品として出品された際、イ・ジュンギさんが来日されました。
私は舞台挨拶の取材に行ったのですが、女性ファンのすさまじい歓声に圧倒されてしまいました。それも納得の、魅力のある俳優さんですね。
イ・ジュンギさんばかり褒めてしまいましたが、その他の俳優さんも素晴らしかったです。カン・ウソンさんは、とても知的で包容力のある男チャンセンを熱演していましたし、王様のチョン・ジニョンは我がままいて、かつ寂しさも秘めた暴君を巧みに演じていました。
この映画は、チャンセンとコンギルを通じて、王の暴君ぶりだけでなく、悲劇的な側面を描いており、深みのあるストーリーに仕上がっています。
絢爛豪華な王朝の建物や衣装も美しくて、見ていて飽きることがありません。
是非、みなさんもご覧になってください。
王の男 on 松 : 14:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月01日
「映画生活」in KOREA !?
みなさんこんにちは。
「映画生活」編集部の(たか)です。
本日より始まった「映画生活 スタッフブログ」。さて、何を書こうかと考えていたのですが、今月前半に「社員合宿」と称して(?)訪れた「韓国」について書こうと思います。
滞在先のソウルは、韓国一の繁華街ということで、映画館も数多く見かけました。邦画では、日本でも続編が公開される『DEATH NOTE デスノート』や、多少マニアックなところで、オダギリジョーの『ゆれる』などのポスターを確認できました。ご存知のように、日本でも数年前から「韓流ブーム」が巻き起こっており、すっかり韓国は「アジアの映画大国」になったようです。

しかしこの成功の裏には、国を挙げての「韓国映画保護」政策があったのをご存知ですか?その代表的なものが、「スクリーンクォーター制度」です。
細かい説明は省きますが、簡単に言えば、これは「自国の映画産業を保護する目的で、国内の映画館に一定の日数(年間上映日数の40%)、韓国映画の上映を義務づける制度」です。
この制度によって、ハリウッド大作や日本映画など、海外の映画が流入してきたとしても、韓国内の約40%のスクリーンでは、韓国映画の上映が確保されるわけです。この保護政策によって韓国映画業界は順調に潤い、予算的にもハリウッドに負けないくらいの大作を生み出すまでに成長してきたのです。
しかし、現在の韓国映画業界は、この「スクリーンクォーター制度」で揺れています。アメリカが「スクリーンクォーター制度」の規制緩和を要望し、韓国政府がそれを受け入れたことから、映画業界人たちから猛反発が起きているのです。
今年フランスで行われた「カンヌ国際映画祭」では、「スクリーンクォーター制度縮小反対」を訴え、『シュリ』や『オールド・ボーイ』で知られる俳優のチェ・ミンシクらがデモ行進を行ったり、韓国内でもはしばしばイ・ビョンホンやチャ・テヒョン、アン・ソンギ、チャン・ドンゴンらがデモに参加し、ニュースで報じられています。
日本では、「有名映画俳優が国策に対してデモ行進を行う」ということはあまり考えられませんが、韓国の映画人たちは、今回の方針転換を「死活問題」として認識し、自らが先頭に立っています。彼らのこうした「熱意」も、いまの韓国映画の隆盛の原動力のひとつに違いありません。
作品を楽しんだあとは、そのお国柄や制度、習慣の違いなども知っておくと、「ヒットの裏側」を知ることができるかもしれませんね。
と、今回はちょっとカタいネタになってしまいましたが、これからも各スタッフの個性を生かした記事をアップしていきますので、今後ともご愛読のほど宜しくお願いいたします。(たか)
「映画生活」in KOREA !? on (たか) : 16:03 | コメント (0) | トラックバック
「映画生活 スタッフブログ」オープン!
みなさんこんにちは。
「映画生活」編集部です。
本日より、「映画生活 スタッフブログ」をオープンします。
このブログは、「映画生活」の制作に関わるスタッフが、サイト運営の裏側や、観た映画に関すること、映画業界の出来事などを自由に情報発信していく場です。この「映画生活」がどんなスタッフによって運営されているのか、みなさんに知っていただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
「映画生活」編集部一同
「映画生活 スタッフブログ」オープン! on (たか) : 16:02 | コメント (0) | トラックバック

