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2006年12月18日

映画のなかの英会話 パート3

こんにちは、あっこです。

日本劇場未公開(DVD発売)の映画『ウェディング宣言』という邦題を発見したとき、ちょうど去年の今頃、クリスマス休暇でイギリスから帰省する飛行機の中で見た同作『Monster-in-Law(原題)』のことを思い出しました。

原題と邦題を見比べて見ると、面白いですよね。長ったらしい英語のタイトルを分かりやすく直訳してみたものだとか、そのままカタカナ表記してみたもの(だいたいは、冠詞や複数形を省くというような小細工あり)だとか、はたまた原題とは似ても似つかないタイトルに変えてしまったりだとか。英語というのは、もともと情緒的な表現よりも直接的な表現が多くて、日本人からしてみると味も素っ気もないタイトルに感じてしまうことはよくあります。

たとえば、映画『The mummy(原題)』の邦題はなんだと思いますか?ちなみに"mummy"は英語でミイラという意味です。この日本語タイトルは、みなさんよくご存知の『ハムナムトラ』なんですよ。「ミイラ」→「ハムナムトラ」に上手くすりかわっています。私のお気に入りの作品の一つでもある映画『スカートの翼広げて』も例にあげてみます。『スカートの翼広げて』―――この邦題からは、「青春真っ只中、自由に生きる女性」というイメージが伝わってきますよね。実に良い邦題だと思います。厳しい戦時下に、農業促進婦人会から派遣されてきた女性たちが、前向きに精一杯生き抜いていくという青春映画なのですが、原題はなんと「The Land Girls」。泥臭いですね……。

邦題に替えることで、映画のストーリーを上手く連想させることができたり、よりスタイリッシュに見せたりすることができるわけですが、この『ウェディング宣言』の場合は、どうも『Monster-in-Law』という原題の方がその役割を果たしているような気がするんです。

「Monster-in-Law」というのは造語で、もともとそういう英語の言葉はないのですが、「Mother-in-Law(配偶者の母親)」、「Father-in-Law(配偶者の父親)」、「Sister-in-Law(配偶者の姉妹)」、「Brother-in-Law(配偶者の兄弟)」という言い方が英語にはあります。この映画は、ジェニファー・ロペス演じる新妻と名優ジェーン・フォンダ演じる姑の、嫁姑バトルがメインです。ここで、もう想像がつきますよね。「Monster-in-Law」というタイトルは、どこか「鬼姑」という雰囲気が伝わってきませんか?モンスター級に恐っろしい姑です。いっそのこと『ウェディング宣言』ではなく『鬼姑』というタイトルで日本に上陸してもらいたかったと思うのは私だけでしょうか?

映画のなかの英会話 パート3 on あっこ : 2006年12月18日 16:31

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