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監督 佐々部 清さん インタビュー (1)

こんにちは、管理人のサクラです。
スタッフブログのスタートを飾るのは、やはりこの方、佐々部清監督です!
いきなり豪華ですね~。
「夕凪の街 桜の国」にかける想いや、撮影秘話など、とっておきの話を語ってくれました。
数回にわたってご紹介しますので、ご期待ください!

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Vol.1 原作漫画 『夕凪の街 桜の国』との出会い

一度目のオファーは、お断りしたんです

映画「夕凪の街 桜の国」のオファーを受けたのは、原作が発表されてすぐの2004年。
僕はそれまで、まったく原作のことは知らなかったんです。

佐々部清監督

オファーを受けてから一度さらっと読みましたが、ちょうど映画を2本抱えて忙しくしていた時期だったので、人物相関図や内容まで、しっかりと読み込めなかった。だから、たんなる“原爆・被爆の話”だろうという印象しかなかったんですよ。

制作側は、2005年の終戦60周年記念作品として作りたいということだったので、スケジュールも合わないし、これじゃあとても引き受けらないな、と。
それで、いったんはお断りしました。


たんなる “原爆・被爆”だけの話じゃない

それからしばらく、この原作のことは忘れていました。でも1年後に、もう一度オファーをいただいたんです。「終戦記念に間に合わなくてもいいから、撮ってくれないか」ってね。

これは、正直なところ嬉しかった。そこまで言ってもらえるということは、この映画は自分に合っているんじゃないか、縁があるんじゃないか、って思ったんです。

それで、今度は繰り返し、4回も原作を読んだ。そしたら、読めば読むほど、ひとコマひとコマに隠されている奥深さを感じたんです。このひとコマから、色んな背景を想像させてくれるし、発見があった。もうこれは、漫画じゃなくて文学だな、と思いましたね。

と同時に、これはたんに“原爆・被爆”をテーマにしただけの話ではない、と気づいたんです。


ぜったい、自分たちの手で映画化したい

僕はこれまで、自分の映画には、スーパーマンやスーパーレディは登場させなかった。
それは、ごく普通の人々や、むしろ普通よりちょっと弱い人々が、少しずつ勇気を得て、次の一歩を踏み出す様子を描きたかったからなんです。そして、それを観てくださる方々に、“明日もがんばろう”と思っていただけたら、と。

そういう点で、『夕凪の国 桜の街』は、私のこうした考えにシンクロしました。
いわゆる原爆・被爆という重いテーマを扱いながらも、普通の人たちが淡々と描かれているところが僕の感性とぴったり合ったんです。

それで、一緒にやっているプロデューサーと、「ぜったい自分たちの手で映画化したいね」ということになって、喜んで引き受けることにしたんですよ。

=続く=

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コメント (3)

私も原作読みました :

私も原作を読みました。監督さんも私と同じ気持ちになってくれていたなら、きっと映画もすばらしい出来なんでしょうね。佐々部監督ってマジメないい映画をとっているので、原作の伝えたい事もきっちり表現されているとうれしいですね。
はやく見てみたいです。「=続く=」っていつ?その先が気になります。このインタビューの続きも見たいです。

ポロポロ :

この原作を映画にするのって大変だと思います。っていうか不可能だと思ってました。夕凪の街と桜の国をそれぞれ描きながら、時間を交差させて。どんな表現をされているのか興味深いです。原作のあのやさしく切ない作画タッチも実写でどこまで描かれているのか?原作ファンとしては少し不安です。見てみないとなんとも言えないと思います。

ど根性とかげ :

僕もこの原作は文学だと思います。
読み終わったあとにずっしりと僕の魂に響きました。
でもこの原作のすばらしいところは
そんな重いテーマをやさしく、さりげなくそして
美しく描いているところです。
佐々部監督がこの美しい文学をどう表現されたのか
、田中麗奈と麻生久美子がどう演じているのか、すごく楽しみです。期待してます。

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